猫の角結膜疾患は感染症のものが多い.特に猫ヘルペスウイルス-1 (FHV-1) 感染症は,議論の余地はあるものの,その病原性発現や疾患の成因について様々な報告がされている.治療も百家争鳴の感があり,より良い治療やタイミングについて混とした感をおもちの先生方も多いのではないでしょうか.本講演では,最新のエビデンスを基に角結膜疾患の成因と FHV-1 の相互作用や診断限界について再考しつつ,治療法について論じてみたいと思います.
猫の角結膜疾患は感染症のものが多い.特に猫ヘルペスウイルス-1 (FHV-1) 感染症は,議論の余地はあるものの,その病原性発現や疾患の成因について様々な報告がされている.治療も百家争鳴の感があり,より良い治療やタイミングについて混とした感をおもちの先生方も多いのではないでしょうか.本講演では,最新のエビデンスを基に角結膜疾患の成因と FHV-1 の相互作用や診断限界について再考しつつ,治療法について論じてみたいと思います.